アルツハイマー型認知症の90歳代の患者さんとの語らいの場面。ご家族が、ご本人の自主性を大切にした素晴らしい介護をされているケースです。以前、他のケアマネが入っているときは、虐待事例で地域包括に通報されてますが。面白いですね。人により見方が違う。認識の違いって、いろんな場面で感じますね。
その患者さん、いつも思い出の曲を歌ってもらい、私がスマホで検索。YouTubeで曲を流して、一緒に歌う、、、なんてことをやったり、昔、働いていた頃のことや親兄弟の話し、友人の話しをして笑いあり、涙ありで楽しいひとときを過ごしています。
その患者さんがに、これからの人たちに何か一言、くれますか?と声かけたところ、『幸せということを自覚して』とお話しされました。『いつかこういう時が来る』と。今、思うように身体が動けなくなってしまったんです。食べる楽しみはありますが。先人のお言葉なので、是非、皆様にもお伝えしたいと思い、書きました。
もうすぐ誕生日なので、これからの目標は?!と聞いたところ、『あまり先を読むな』だそうです。今はまぁまぁ幸せと言われました。
患者さんとの語らい大好き!
訪問看護って、やっぱり楽しいなと思う一場面でした。