訪問のひととき

アルツハイマー型認知症の90歳代の患者さんとの語らいの場面。ご家族が、ご本人の自主性を大切にした素晴らしい介護をされているケースです。以前、他のケアマネが入っているときは、虐待事例で地域包括に通報されてますが。面白いですね。人により見方が違う。認識の違いって、いろんな場面で感じますね。

その患者さん、いつも思い出の曲を歌ってもらい、私がスマホで検索。YouTubeで曲を流して、一緒に歌う、、、なんてことをやったり、昔、働いていた頃のことや親兄弟の話し、友人の話しをして笑いあり、涙ありで楽しいひとときを過ごしています。

その患者さんがに、これからの人たちに何か一言、くれますか?と声かけたところ、『幸せということを自覚して』とお話しされました。『いつかこういう時が来る』と。今、思うように身体が動けなくなってしまったんです。食べる楽しみはありますが。先人のお言葉なので、是非、皆様にもお伝えしたいと思い、書きました。

もうすぐ誕生日なので、これからの目標は?!と聞いたところ、『あまり先を読むな』だそうです。今はまぁまぁ幸せと言われました。

患者さんとの語らい大好き!

訪問看護って、やっぱり楽しいなと思う一場面でした。

職員の声

リハビリ職員と看護職員から、次のような声が届きました。こじんまりとした職場ならでわのメリットとして、情報共有が密でgoodと星5ついただきました!それからもうひとつ、ここの職場は、職員の自主性を重んじてくれる、経験が浅い職員でもこれやりたいとか、こんなふうにやりたいといったことについて、ますばやってみようとか、どうやったらできるかを一緒に考えてくれる、そんな職場だから働きやすいと言ってくださいました!

私は、つくづく職員に恵まれています。感謝です。私もみんなからパワーもらってるよ!!!

患者様の声♬

ご無沙汰です。この半年間、たくさんの出会いがありました。走馬灯のように思い出します。何より、一番嬉しいのは、患者さんや家族からポポハートの看護師さん達やリハビリスタッフのことについて、嬉しい褒め言葉や感謝を頂いた時です。この頃、私は、本当に人に恵まれていると感じています。優しくて、向上心があって、責任感のある職員に心から感謝しています。

直腸がんの患者さんが腹痛を起こして、それを看護師に相談した時、お腹全体を慎重に押しながら痛いですか?と確かめながら確認してくれたことに対して、天使だと思ったと患者さんは私に教えてくれました。自分のことを大切に思ってくれているその思いが患者さんには嬉しかったのだと思いました。

またある患者さんのご家族からは、看護師さん達について、丁寧によくやってくれると言ってくださいました。もう嬉しくて飛び上がりそうになりました!

令和4年度スタート

新しい年度のスタートです。

それぞれの道を元気にスタートです。

訪問看護ステーションポポハート(通称「ポポさん」と愛称で呼ぶ方もいます)は、新しく理学療法士、作業療法士が加わることとなりました。患者さんが喜ぶ姿や生きがい、やりがいを感じる場面を垣間見て、専門職のスキル、知識、経験のすごさを感じています。

今年も患者さんと家族が望むこと、目標の共有と達成を目指して、多職種とチームになってがんばっていきます!

訪問のひととき

患者さんのお庭で素敵なお花が咲いているのを見つけました。

お花を切ってもいいよ~と言われ、チョキチョキ切っていると・・・

あらら、鳩が!

う、動かない?どーした鳩!?

パチパチっとまばたきをした鳩。

思わず看護師もパチパチまばたき。

患者さんにこのことを告げると大爆笑(^ ^)/

患者さんのとびきりの笑顔を引き出した一コマです。

訪問看護は、こんなふうに患者さんの暮らしの中で看護を提供しています。

とても魅力のあるお仕事です。もっとたくさん仲間を増やしていきたいなぁ。

もう少し早い時期に出会いたい

9月に開業してから、がん末期患者さんと二人、出会いました。

ひとりは、今年8月に肺がんの症状があり、受診し検査したら肺がん末期状態で根治的治療の対象ではないという方でした。ご本人がとてもショックを受けられたのではないかと想像します。訪問看護とつながったのは、9月初旬。子供たちが在宅看取りを決心し退院になりました。初回は夜間帯で往診同行も兼ねました。

訪問前も訪問時も鼻から血が出るほど吸引されていて、電気がこうこうとついていて、これから眠るという状況ではありませんでした。電気を消して眠る準備をととのえ、ご本人に呼吸が楽な姿勢をうかがい、その姿勢のまま衣服の上から手のひらを密着させてゆっくりと優しく背中をなぜました。

「あー、気持ちいい」そう一言おっしゃいました。

暖かい手の温度とf分の1の揺らぎと言われるゆっくりとしたマッサージは、副交感神経を優位にします。

その5時間後、お亡くなりになりました。

ご家族は、もっと早く家に連れて帰ればよかったとおっしゃいました。車いすも借りてあり、俺が乗ってもしかたないかと言いながら・・・

もうひとりは、膵臓がん末期の方で、依頼があったので準備していました。しかし、症状コントロールがついていない状況だったようで、緊急で受診し入院。腹水を4L抜いた後、状態が不安定になり、まもなくお亡くなりになりました。

訪問看護は、がんの患者さんが外来で治療を受けているお元気な時期から利用できます。がん患者さんの痛みには、身体面・精神面・社会面・スピリチュアル面の痛みがあると言われています。看護師は、これらをアセスメントしながら、医師と連携して痛み止めの管理をしたり、非薬物療法としてのケアを提供します。早めにつながることができれば、在宅療養を安心して安全に過ごすための調整を他の職種と支援することができます。

がん患者さんともっと早い時期につながることができればと願います。

雑誌の取材

先日、9月25日土曜日、月刊マスターズの取材を受けました。

会社設立の経緯や訪問看護に対する思いについて30分程度、お話しさせていただきました。年末の医療福祉の分野の特集号に掲載されます。

元ジャニーズの「ふっくん」がインタビュアーでした。事務所の面談コーナーは窓を開けると南向きで青空がよく見えて、至極、よい風が吹いてきます。この日もふっくんがソファに座り、空を見上げながら、「ここはいい風が入ってきますね~」と言ってました。

人生に一度きりの貴重な経験をさせていただきました。

ポポハートは、一歩一歩、歩んでいきます。

わたしたちの理念

わたしたちは、患者さまとご家族の価値観を理解することに努め、共によりよい方法や選択を考えていきます。

わたしたちは、患者さまが抱える病や障害、老いの側面だけでなく、健康な側面にも目を向けてアセスメントし、その人の力を最大限に引き出すケアを考え、維持・向上できるようなケアを提供します。

わたしたちは、患者さまが病や障害と向き合ってきた歴史やそのときの様々な思いを聴きます。現状に対し「指導する」とか「教える」といった姿勢はとりません。病や障害を抱えているその人自身の思いや苦悩、希望を理解することに努めます。

わたしたちは、予防の視点を持ちながら、患者様の健康状態の維持・回復をその方の考え方やこれまでの習慣、その人なりの目標に沿って、見守りやアドバイスを致します。

わたしたちは、チームを組む他のサービス提供者や仲間など、誰に対しても尊厳を持ち、自分の気持ちも大切にしながら、相手を尊重したコミュニケーションをとります。

訪問看護ステーションポポハートとは

ポポハートの名前の由来は、地域の方々との温かな心の触れ合いと一歩一歩皆さまが前向きに、快適な日々を過ごして頂くようなケアを提供していきたいという思いが込められています。

0歳児から100歳の超高齢者まで全ての年齢層の患者さまが対象です。

訪問看護は、病院の看護とは異なり、マンツーマンで細かい療養の相談ができます。

日常の暮らしのなかで、どのようにすれば病や障害、老いと共に安心して暮らすことができるのかを共に考えていきます。その人それぞれの生きてきた歴史や考え方、習慣、家族関係や経済状況、様々なことがあり、ひとつとして同じケアはないと考えます。訪問看護師は、個別の療養方法について、一緒に考えていくパートナーです。

実際に、家族が病気になって直面する心配や困りごとは、どこで、誰に相談すればよいか、分かりにくいと思います。介護保険や医療保険、障害福祉などの制度は複雑で、詳しい説明を分かりやすい言葉で受けた上で理解をしながら活用する必要があります。また、核家族化が増え、高齢者の老いや看取りの経験が少なくなった現代では、必要な知識を得る機会がほぼないと思われます。在宅療養をすすめる国の考えに、国民がまだついていってない印象を受けます。具合が悪くなったら病院に行くあるいは救急車を呼ぶ、そうすれば病院が何とかしてくれると考えます。しかし、その後、長く入院はできませんし、救急外来では1日分の処方がなされ、かかりつけ医に受診するよう促され、家に帰ることになります。時代の流れは、在宅療養にシフトしています。そんなとき、在宅療養の経験が豊富な訪問看護師に相談ができます。わかりやすく説明を受けることで、保険制度や家での療養の仕方、疾病予防について理解していくことができます。わたしたちは、聞き慣れない専門用語は極力使わずに、わかりやすく説明をすることができます。訪問看護について、まだまだ知られていない世の中ですが、一度、活用していただいた患者様やご家族からは「来てくれるのが楽しみ」「こんなこともしてくれるんだとわかった」「来てもらってよかった」と言っていただいてます。どうぞお気軽にお問合せいただき、訪問看護をご活用ください。